家計資産のおよそ7割は不動産資産です。資産を引き継ぐ相続において、不動産の扱いを避けて通ることはできません。しかし、不動産の扱いは難しいのが現状です。その理由は大きく2つあります。
1つ目は、不動産はその価値がわかりにくいからです。土地としての評価は高くても、家を建てるには不向き…など不動産の価値はその相続上の評価と一致しないことがよくあります。
2つ目は、不動産は分けにくいため。例えば相続人が3人いる場合、遺された田舎の実家を分けることは困難ですよね。このように不動産は現金資産とは異なり、分けにくいという特徴を持っています。
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